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Tomitaro Makino |
Dr. Tomitaro Makino
(1862-1957)
Tomitaro Makino was born in Kochi, on 24th April 1862. He is one of the most famous botanist in Japan. In 1940, he published “An illustrated flora of Nippon by Dr. T. Makino”, a reference work that remains indispensable to professional botanists and enthusiasts today. |
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↑4/12(日)。いよいよ来週4/18(土)からの新たな企画展開催を控え、植物も次々と庭園内を彩りはじめました。過ごしやすい陽気の中、牧野富太郎ゆかりの植物(★写真2段目左から)「ラショウモンカズラ(羅生門葛)、シソ科」「ツクシスミレ(筑紫菫)、スミレ科」「クマガイソウ(熊谷草)、ラン科」が開花しました。また、春に紅葉する珍しい樹木「ノムラカエデ(野村楓)、カエデ科」。現在は ★写真3段目左のように少し赤紫色に紅葉していますがが、夏は深緑色...、秋には紫紅色に変わります。そして、曇空の午後にひょっこりと顔を出した「フデリンドウ(筆竜胆)、リンドウ科」。茎の先につく花の様子を筆に見立てたこの仲間は、日が当たると花を開きますが、閉じるとより筆に似た姿になります。 |
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↑4/8(水)は真冬並みの寒さとなり、東京都心を含む各地で雪やみぞれが降りました。4月に都心で降雪が観測されたのは、5年前の2010年以来だそうです。
さて、★写真上下は色と名前が似ていますが、全く別種の「ヤマブキ(山吹)、バラ科」と「ヤマブキソウ(山吹草)、ケシ科」。花弁の数も5枚と4枚で異なります。ヤマブキソウは、ヤマブキに似ていることが和名の由来です。ご来館の際はマップをたよりに探してみて下さい。
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↑4/6(月)正門前の大寒桜は青々と茂り、小雨の後は植物のみずみずしさがより際立ちます。
★写真上段右は、まるで浦島太郎が釣り糸を垂らしているかのような「ウラシマソウ(浦島草)、サトイモ科」。釣り糸の根元の見えない所に花が隠れています。ふつう雌雄異株で、小さいうちは雄株、大きくなると雌株に変わります。 ★2段目は「ニリンソウ(二輪草)、きんぽうげ科」の群生。その名の由来どうり1本の茎に2つの花がついています。★3段目左が昨年の企画展「未知の花を求めて」にも登場した「ヤマシャクヤク(山芍薬)、ボタン科」は、多数のおしべと先の曲がった不思議な形のめしべが特徴的。★右端は大きな葉を広げようとしている「ホオノキ(朴の木)、モクレン科」。くるくる巻かれて冬芽の中に入っていたことがわかります。 |
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↑4/5(日) しっとりと雫をまとった若葉の透明感が印象的な雨の日曜日。
★写真上段右端の黄色い花は「ヤマブキソウ(山吹草)、別名:クサヤマブキ、ケシ科」。★下段左端は、練馬区観光協会の「まち歩き観光まっぷ」と「お花見散歩まっぷ」。どちらも写真とイラストを中心に練馬区の見どころが丁寧に解説されています。また、その左は北隆館のコンパクト版「原色牧野日本植物図鑑」と「牧野記念庭園の植物」リーフレット。庭園内の植物分布マップを参考に季節の樹木や草花をじっくり観察する楽しみも...
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↑4月になると冬場モノトーンだった庭が、初夏にかけてみるみる若葉に覆われてゆきます。
★写真2段目は、記念館入口に咲く「ザイフリボク(別名:シデザクラ)、バラ科」岩手県以南の本州、四国、九州に生育する落葉小高木。和名は「采振り木」の意味で、花序の様子が采配になぞられています。★3段目中央が「コブシ(辛夷)、モクレン科」、右端が「イロハモミジ、カエデ科」。
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