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Tomitaro Makino
牧野富太郎
Dr. Tomitaro Makino
(1862-1957)
Tomitaro Makino was born in Kochi, on 24th April 1862. He is one of the most famous botanist in Japan. In 1940, he published “An illustrated flora of Nippon by Dr. T. Makino”, a reference work that remains indispensable to professional botanists and enthusiasts today.
Schedule
2015年3月

↑写真上段左が「ボケ、バラ科」果実が瓜に似ており「木瓜(もけ)」と呼ばれ「ぼけ」に転訛したとも言われます。右が「ドウダンツツジ(灯台躑躅)、ツツジ科」。また、★下段左が「ウグイスカグラ(鶯神楽)スイカズラ科」、右の「センダイヤザクラ」はヤマザクラの栽培品種で高知市の仙台屋という店の前にあった桜を富太郎が名付けたというもの。花の先端とふちのピンク色が濃いのが特徴です。


↑3月末。「ツバキとサザンカ」の企画展が終る頃には、講習室の裏手にある『牧野博士命名植物栽培コーナー』でも新芽が力強く伸びはじめました。

★写真上段中央が、まだ蕾の「セントウソウ(仙洞草)、セリ科」、右が「ラショウモンカズラ(羅生門葛)、シソ科」。

★2段目の「タマノカンアオイ(多摩の寒葵)、ウマノスズクサ科」は、多摩丘陵の西部を中心とするごく狭い範囲にのみ分布。近年植生の変化や都市化が原因で生息地と個体数が減り、絶滅危惧II類に指定されるなど希少な植物にもご注目を...

↑3月後半の曇りがちな午後。見上げると満開の大寒桜に続き、白木蓮の蕾もふんわり。また、小さく屈んで目を凝らすと土の中からヤブレガサの新芽、鮮やかに凛と佇むムサシアブミなどなど...。日々新たな発見に満ちた春の牧野記念庭園。
★写真:左上が「ムサシアブミ(武蔵鐙)/サトイモ科」、★右上が「ハクモクレン(白木蓮)/モクレン科」、2段目左から「ヤブレガサ/キク科」、木々の下では「ニリンソウ(Anemone flaccida)」が順々に花を開いています。1本の茎にふつう2つの花をつけることが名前の由来です。2つ目のつぼみがあること、写真から確認できるでしょうか?そして、★下段の右端が「アマナ(ムギグワイ)/ユリ科」です。

↑早春だけ地上に現れるカタクリは、花をつけるまで7〜8年ほどかかります。それまでは葉を出すだけで毎年栄養を蓄え少しずつ大きくなり、ようやく花が咲きました。★写真:左から「カタクリ(カタコ)/ユリ科」、「アンズ(カラモモ)/バラ科」、「タチツボスミレ/スミレ科」

↑企画展:ツバキとサザンカの後期開催を祝うかのように次々と咲きました。
★写真:左から「ヒカルゲンジ/ツバキ科」、「ユキツバキ/ツバキ科」、「オトメツバキ/ツバキ科」)※3/18(水)撮影

↑3月中旬の牧野記念庭園では、次々と草木が芽吹き花も咲き鮮やかなお花見シーズンを迎えました。また、企画展後期は山田壽雄作品を全て入れ替え ”前期” を観られた方も新たに楽しめる内容です。
★写真:左と右上が「オオカンザクラ/バラ科」、★右2段目が「ヒロハアマナ(ヒロハムギグワイ)/ユリ科」。下段は左から「カンヒザクラ/バラ科」、「トサミズキ/マンサク科」、「サンシュユ(ハルコガネバナ,アキサンゴ)/ミズキ科」)※3/13(金)撮影

↑企画展開催時に毎回ご好評を頂くポストカード。あいにく当館では販売しておりませんが、大泉学園駅(南口)、ゆめりあフェンテA館1階にある「カメラのタナカ」さんにてご購入可能です。

↑2015年 3/9(日)「ツバキ・サザンカの魅力と石井勇義」講演会では、講師として箱田直紀 先生(恵泉女学園大学名誉教授)をお招きしました。
講演は「日本のツバキ属の分布、種間交雑、開花前線」について沢山の資料をもちいた解説や、園芸家:石井勇義 氏の教授時代(恵泉女学園女子農芸専門学校 )の様子など...。盛りだくさんの内容を終始笑顔と冗談も交えながら会場全体を沸かせてくださり、まとめの言葉は『サツキと同様、今はツバキはどん底の人気だが、そんなときこそ、後世に伝えていくことが大事で私の使命である!』と。たいへんな盛り上がりのまま終了した会場では、参加した方々のお名残惜しげな後ろ姿がとても印象的でした。箱田先生、ご参加いただいた皆さま有り難うございました。

講演会後には小雨もやみしっとり心地良い庭園には、オトメツバキやトサミズキも咲き始め、明るい春の兆しを感じます。

P.S.
当館の講演会はスペースの都合により定員はわずか30名弱ですが、毎回沢山の応募ハガキを頂き有り難く抽選しております。今年も企画展ごとに貴重なゲストをお招きしますので、どうぞお楽しみに。

↑春先は樹々の枝振りがじっくり観察できます。まだ緑が少なくモノトーンな庭園から展示室に入った瞬間、パッと鮮やかな作品世界が広がります。画工:山田壽雄 氏(1882-1941)により描かれ繊細かつ美しいツバキとサザンカ。また、園芸植物に情熱をかけ続けた園芸家:石井勇義 氏(1892-1953)と牧野博士(1862-1957)の友情が、残された資料からあたたかく伝わる企画展がはじまりました。

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